国際ロータリー第2720地区 熊本・大分

ロータリー財団奨学生中間報告 松本 冴未(2018年2月8日)

2018年02月14日

2017-2018 年度グローバル補助金奨学生
松本 冴未

 

2018年2月8日
ケンブリッジ大学MBA月間レポート

2学期目が始まって1か月が経ちました。今回のレポートでは、今学期のクラスについて、3月から行うグローバルコンサルティングプロジェクトについて、そしてロイストンクラブ訪問についてまとめます。

 

今学期のクラス

2学期目は選択科目を通じ学びを深める学期です。中でも、新興国マーケティングとイノベーション管理、という授業が一番楽しみにしているクラスです。ここでは、発展途上国でビジネスをする際に多国籍企業が直面しがちな課題や、現地のニーズをどうビジネスに結びつけるかについて学びます。ユニリーバインド法人が貧しい農村部で収益を上げたケーススタディーや、アフリカの携帯電話会社が携帯電話を使った送金ビジネスを現地で普及させ、人々の生活を支えている実例などを取り扱います。6人1チームのグループを組んでプレゼンをする機会が本日あり、私達のグループはAmazonが中国で抱えている課題について調査し、提案を行いました。コスト管理の授業では、とある病院の収益管理において、可視化しづらい実際の治療・人材コストを計上する手法を扱いました。さらに、保険会社相手に医療費請求額の引き上げを依頼する文章を作成しました。今学期も座学と実践たっぷりです。

 

グローバルコンサルティングプロジェクト

3月-4月にかけて、海外のクライアント先にて1か月を過ごします。以前から熊本江南クラブの皆様にお話していた国連開発計画にて、プロジェクトをさせていただけることとなりました。出向先はイスタンブルです。クラスメート同士でチームを組むのですが、今回も多様なメンバーが集まりました。パキスタン系アメリカ人医師、オーストラリア人の環境コンサルタント、ノルウェー出身のプロジェクトマネジャー、スリランカ生まれアメリカ育ちの技術者、私の5人です。今回、私が学校を代表してUNDPの方にこの企画を受け入れてもらえないかお願いをし、メンバーも集めたのですが、すでにここまでの道のりでプロジェクトを率いる大変さを実感しました。これからが本番ですので、先方の期待に応える仕事ができるよう気を抜かずがんばります。

 

ロイストンクラブ訪問

2月6日に受け入れ先クラブであるロイストンクラブを訪問させていただきました。今回、ブラジル人のクラスメイトであり熱心なロータリアンでもある友人と一緒にお伺いしました。30人ほどのクラブで、Graeme会長 をはじめみなさんとても温かく迎えていただきました。若い世代のロータリアンを育てたいとのことです。会長をはじめ、6人ほど日本にいらしたことがあるとのことでした。熊本江南クラブについても紹介したところ、みなさんによろしくお伝えくださいとのことでした。

 

ロータリー財団奨学生中間報告 松本 冴未(2018年2月8日)

ロータリー財団奨学生中間報告 松本 冴未(2018年2月8日)

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