2015年12月08日

大分キャピタルロータリークラブ
2015～2016年度　会長　利光恭子
社会奉仕委員長　汐月泰夫

　去る11月8日（日）に、大分市コンパルホールにて、大分キャピタルロータリークラブ主催の社会奉仕事業「体験しよう！未来の君のお仕事」を開催いたしました。
この事業の目的は大分市内の小学生を対象に、自分の興味のあるお仕事を実際に体験してもらい、職業の重要性や多様性を認識してもらうものです。

　大分キャピタルＲＣのメンバーを中心に、美容師、パティシエ、建築、銀行、花屋、印刷デザイン、介護、看護師、保育士、葬祭、テレビ局、弁護士、料理、メンテナンス、自動車整備、太陽光、土地家屋調査士、獣医と18のお仕事が体験出来るブースを設置し、子供たちに40分間、それぞれのブースで興味のあるお仕事の体験をしてもらいました。（職業の多様性）そして、お仕事が終わったら、労働の対価として【キャピドル】（お給料）という模擬通貨をもらい、その模擬通貨で会場内に設置したショップで文具などに交換してもらいました。このことは働いてお給料をもらい好きなものを手に入れる＝基本的な経済活動を理解してもらうことに繋がります。（職業の重要性）

　当初、200名の参加を予定していましたが、予想を上回る500名強の参加の申込がありました。これは、当クラブが2011年より子どもたちを対象に、お仕事関連のイベントを行ってきた成果の表れと感じています。継続することの大切さを、このイベントを通して改めて感じました。最終的には企画変更や抽選を行い414名の小学生が参加しました。
参加した子供たちはとても喜んでくれたようで、アンケートにも「将来の目標が出来た」「建築の仕事に算数が必要だと分かったので、算数を頑張りたい」「介護のお仕事を体験して、祖父、祖母を大切にしようと思った」等、様々な感想が書いてありました。

　この事業には野田ガバナーも駆けつけて頂き、開会挨拶の後、看護師のブースにて実際に体験（写真添付）をしていただきました。ガバナーが患者となり、子供達がガバナーの血圧を測りました。子供たちも笑顔が溢れて、とても楽しそうにお仕事体験をしていました。野田ガバナーにはわざわざ大分までお越し頂き、本当にありがとうございました。

大分キャピタルＲＣ設立時の理念に「子どもたちの成長を育むお手伝いをする」とあります。今後もこのことを忘れずに様々な活動を通じて、地域の活性化、あるいは地域貢献が出来るよう会員一同一丸となって奉仕活動に取り組んで参ります。