グローバル補助金(GG2568800)事業報告(大分キャピタルRC)
2025年03月31日
大分キャピタルRC
汐月 泰夫
大分キャピタルRCです。
グローバル補助金事業(GG2568800)のご報告です。
今回のグローバル補助金事業は、タイの北東部のスリナガリンド病院へ血液透析機器を2台贈呈するプロジェクトです。
実施国 | サパトゥムRC(3350地区) |
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援助国 | 大分キャピタルRC(2720地区) |
総事業費 | 33,900ドル |
2720地区DDF | 15,000ドル |
3350地区DDF | 1,000ドル |
WF | 12,800ドル |
クラブ拠出金(キャピタルRC) | 3,500ドル |
クラブ拠出金(サパトゥムRC) | 1,600ドル |
2月23日に福岡空港を発ち、バンコクへ到着しました。
その日の夜に、今回、サパトゥムRCのメンバーが歓迎会を開いてくれました。とても熱烈に歓迎をして頂き、バナー交換も行い、とても楽しい時間を過ごしました。
2日目に透析機器を贈呈するスリナガリンド病院があるコーンケン市へ行きました。バンコクから飛行機で1時間程かかります。コーンケンに着くと、地元のコーンケンRCの皆様がお出迎えをしてくれました。このコーンケンRCは、42名会員がいるのですが、全員女性です。とても元気で活気があり、パワーあふれるクラブでした。
昼食をコーンケンRCの皆様にご準備して頂きました。そこでバナー交換を行い、交流をし、とても楽しい時間を過ごしました。昼食が終わり、スリナガリンド病院へ行きました。
スリナガリンド病院は、東南アジアでも有数の大きな病院で、ベッドの数も5000床あると言われてました。病院の一室で、病院の理事長、看護師さん、タイの地区のガバナー、サパトゥムRCのメンバー、コーンケンRCのメンバー、大分からのメンバーが一同に集まりました。とても厳粛な雰囲気で身の引き締まる思いがしました。
今回のプロジェクトの説明があり、病院の理事長、ガバナー、サパトゥムRC会長、と挨拶をし、私もクラブの代表としてご挨拶をさせて頂きました。
となりの部屋へ移動し、贈呈する予定の透析機器を拝見させて頂きました。今、透析治療が必要とする患者さんは、タイで100万人いるのですが、透析の機器が足りておらず、実際に治療を受けることが出来るのは7万人とのことです。この透析機器により、少しでも多くの方が治療を受けることが出来て、幸せを感じる瞬間がたくさん増えることを心から願います。
今回の訪問で感じたことは、他国のロータリアンと繋がることが出来たこと、ロータリーという共通の価値観で繋がることの喜びを感じました。
何より、奉仕活動を通じて、寝食を共にして、クラブ、OliOliのメンバーと深く繋がることが出来たことが嬉しかったです。奉仕活動を通じて、より親睦を図ることができることを実感しました。
このプロジェクトは持続性を問われます。
機会をみて訪問していきます。
最後に、三村ガバナー、地区の財団部門の皆様、そしてクラブの皆様のご協力、ご支援のおかげでプロジェクトを遂行することが出来ました。
心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。