2024年12月19日

別府RC
ローターアクトサポート委員会　副委員長　濵田 建二

別府ロータリークラブは12月15日、地区補助金事業として「地震に備える防災体験フェア」を開催しました。

会場となった別府市立境川小学校には、校区内外から約220人が訪れ、地震車（ユレルンダー）やVRゴーグル、災害メタバースゲーム、ドローン操縦、非常食（備蓄食）の試食、防災講話とワークショップなど〝体験〟をメインとした多彩なプログラムを楽しみました。

別府RCは、2016年に発生した熊本・大分地震の時にも、被災地支援として温かいラーメンを作ったり、熊本から被災した家族などを別府の観光地に招待したりするなどの活動を行っていました。あれから8年が経過し、いまの小学生たちは、当時の様子を知らないか、または覚えていません。今年の始まりは能登半島地震が発生し、南海トラフ地震の危険性も高まっています。このプロジェクトは、「学校教育の中での防災知識だけでなく、防災〝体験〟ができる機会を通じ、親子で防災意識を高めるきっかけにしてもらおう」と、大分県、別府市、境川地区防災士会、地元消防団、BUILD　OITA（おおいた建設人材共育ネットワーク）など、幅広い協力を得て実施することができました。