熊本りんどうRC 創立10周年記念式典報告原稿
2016年12月09日
熊本りんどうロータリークラブ
熊本りんどうロータリークラブ設立10周年記念講演会、記念式典、記念祝賀会にご案内申し上げたところ、2720地区ガバナー前田眞実さま、多数のパストガバナー、熊本県知事、蒲島郁夫さま、益城町長、西村博則さま、はじめ300名を超える多数の方々にご臨席頂き、盛大に開催できましたことを厚くお礼申し上げます。
今回の熊本地震により活動拠点である益城町が甚大な被害を受けたことに対し、21名の会員が一丸となり、いち早く町への支援を行い、現在も絶え間ない歩みを続けています。今後は「地域の子どもたちを守ろう」という設立当時からのスローガンのもと、心身ともに傷ついた子どもたちに明るい未来を予見してもらえるような活動を展開する予定です。
記念事業として、いままで段ボールを使って「Dボート大会」を行ってきた流れから、今年は、震災でペットボトルがたくさんあり、またプールを汚さないという観点から、「P(ペットボトル)ボート大会」を例会場であるエミナースの流水プールで行い、大盛況でした。
また記念講演会として、前大阪市長である、橋下徹氏をお招きし、「地方から国を変えるということ」という演題で、氏の実体験の中から、本当に示唆に富むご講演を頂きました。
式典もつつがなく、無事終えることが出来、最後の間嶋直前会長の「一瞬声を詰まらせる挨拶」にも感激しました。
地震後日が浅く自粛すべきとの意見もありましたが、ご臨席いただいた皆様が元気を取り戻し、復興への励みとなる祝賀会にするとの思いで、超一流のバイオリニスト、篠崎史紀氏にオープニングを飾って頂き、寿咲流創座長、寿咲亜似さまの講談と熊本城おもてなし武将隊、そしてりんどうクラブ会員による迫真の演技にて、木山弾正と加藤清正の仏木坂での死闘をご披露し、最後にりんどうクラブメンバーでバンドを組み、そしてなんと永田壮一エレクトを加えて、元気に復興の思いを込め、曲を披露いたしました。
設立後10年、あっという間でしたが、会員も増加し内容も充実し、素晴らしいクラブに成長しつつあるのを見ながらほっとしています。
10周年記念式典を終えましたが、これを節目としてロータリーの原点に立ち返り、奉仕の理想を高く掲げながら、また会員一同ロータリー活動を楽しみながら、なお一層の努力を積み重ねていく所存でございます。今後とも2720地区のロータリアンの皆様からのますますのご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。