ロータリー財団奨学生中間報告 井本 望(第9回)
2024年07月19日
2022 ~ 2024年度 グローバル補助金 奨学生
井本 望
第9回 中間報告書(2024年6月1日 ~ 2024年6月30日)
1. 基本情報
カウンセラー(派遣側) | 米澤 哲也 様(宇佐ロータリークラブ) |
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カウンセラー(受入側) | Georgina Reed(R.C of Brighton & Hove Soiree) |
教育機関 | University of Sussex |
専攻分野 | 平和構築と紛争予防 |
2.学業面での成果,状況,予定等
6月は修論執筆を本格的に開始した月となりました。私の修論担当のSupervisorとのSupervisionが今月は2回(上旬・下旬)入っていたため、それらを目安としつつ、修論の進捗を少しずつ図りました。修論のテーマですが、ブラジルにおける社会的マイノリティーの子どもたちに焦点を当てて、自己可能理論のフレームワークを通して子どもたちの経験(幼少期の経験)を比較分析する予定です。関連の既存の文献を通して比較分析したく、ついてはSecondary researchとして進めています。6月下旬に修論のアウトライン(2,500 words)のフィードバックがSupervisorより返ってきました。予想以上に多くのフィードバックを頂き、修論本文への反映に時間を要しましたが、地道にも着実に進捗を図ることができていると思います。
3.受入ロータリーとの交流
2日(日)、受入クラブ主催のソーシャルイベントが当大学隣のStanmer Park内のカフェにて開催され、お誘いを頂き、参加してきました。天気に恵まれ、いつもの顔馴染みのロータリアンの方々に囲まれながら、楽しくランチ交流をすることができました。
15日(土)、私のメンターであるAnnitaのPre誕生日パーティーに参加してきました。会場設定がとてもユニークで印象的だったのですが、ブライトン駅の高架下に位置するブライトンおもちゃ博物館を貸し切りにして開催されました。同博物館の収入源の一環も兼ねて、このような一般個人の催し等に対して貸し出しているそうです。館内の展示のおもちゃを一周して見てもらうための仕掛けとして、ミニチュアのフィギュア探しのアクティビティーのプリントが配られていました。その他、ビュッフェや音楽、ロータリアンの方々との交流により楽しいひと時を過ごすことができました。
21日(金)、国際チーム主催のファンドレイジング・クリームティーイベントが同チームメンバーの自宅にて開催され、手伝いに行ってきました。当日は晴天の青空が広がる気持ちの良い日となり、国際チームのメンバー4名の運営のもと、12名の来客を迎えて実施されました。イベントの後半にはラッフル(福引きのくじ)や奨学生への記念品の贈呈(サプライズ!)がありました。頂いたのはポリオ撲滅を訴えるテディベアで、5月にシンガポールで開催された2024年ロータリー国際大会に出席したロータリアンの方が買ってきた物だそうです。とても可愛くて、現在は寮の勉強机の上に飾っています。会場ではゆったりと流れる時間の中で、クリームティーを味わいながら、参加者間での会話を楽しむ平和なひと時がありました。このような資金調達の形に接し、私自身も勉強になりました。
誕生日ケーキ(15日)
ファンドレイジング・クリームティーの様子(21日)
クリームティー準備の様子(21日)
END POLIO NOWのテディベア(21日)
会場内の様子(21日)